「外注先やフリーランスに業務を依頼したいが、どんなメールを書けばいいかわからない」「情報漏れで手戻りが発生するのを防ぎたい」とお悩みではありませんか?
仕事を発注・依頼する際のメール(依頼文)は、「誰が・何を・いくらで・いつまでに・どんな基準で行うか」を相手が一目で理解できるように構成することが最も重要です。文章の精度を高めることで、相手からの聞き返しや納品後の認識ズレ、さらには発注トラブルを大幅に減らすことができます。
本記事では、そのままコピペして使える外注・発注メールの依頼文テンプレート7選を用途別にご紹介します。件名、本文、差し替え箇所、使用時の注意点をセットにしていますので、すぐにご活用いただけます。
【コピペOK】用途別・外注発注メールの依頼文テンプレート7選
外注・発注業務の進行に合わせて、そのまま使える7つのテンプレートを用意しました。状況に合わせて [ ] の部分を書き換えてご活用ください。
1. 初回依頼(打診)のテンプレート
新しく依頼したい外注先に、案件の概要を伝えて対応可能か打診する際のテンプレートです。
件名
【初回のご相談】〇〇制作(開発)案件の打診につきまして(株式会社〇〇 [自分の氏名])
本文
[相手の屋号・会社名]
[相手の氏名] 様
初めてご連絡いたします。株式会社〇〇の[自分の氏名]と申します。
[相手のWebサイトや過去実績など]を拝見し、貴社の素晴らしい実績に惹かれ、ぜひ弊社の新規プロジェクトについてご相談したくご連絡いたしました。
以下の案件概要につきまして、現在の稼働状況およびご対応の可否をご検討いただくことは可能でしょうか。
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【案件概要】
1. 業務内容:[例:Web記事作成 / バナー制作 / システム改修]
2. 数量・規模:[例:文字数〇千文字×〇本 / バナー〇サイズ]
3. 希望納期:〇月〇日ごろを想定
4. 添付資料:[仕様書・企画書などのファイル名]
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もしご対応可能であれば、後日詳細な要件をお伝えした上で、お見積りをお願いできればと存じます。
また、必要に応じてオンラインでの事前打ち合わせ(15〜30分程度)も可能です。
お忙しいところ恐れ入りますが、[〇月〇日(〇)]までにご返信いただけますと幸いです。
何卒よろしくお願い申し上げます。
差し替え箇所
- [相手の屋号・会社名]、[相手の氏名]
- [相手のWebサイトや過去実績など]
- [業務内容]、[数量・規模]、[希望納期]、[添付資料]
- [〇月〇日(〇)](回答期限)
使用時の注意点
初めての連絡では、相手に安心感を与えるため「なぜあなたに依頼したいのか(依頼の背景や実績への言及)」を必ず入れましょう。また、具体的な予算が未定でも、作業の規模感やスケジュール感は提示して判断しやすくします。
2. 見積依頼のテンプレート
案件の詳細な要件を伝え、正式な見積もりとスケジュールの提示を求める際のテンプレートです。
件名
【お見積り依頼】〇〇案件の要件定義書送付とお見積りのお願い(株式会社〇〇)
本文
[相手の会社名]
[相手の氏名] 様
お世話になっております。株式会社〇〇の[自分の氏名]です。
先日は初回のご相談にご快諾いただき、誠にありがとうございます。
本案件の具体的な要件が固まりましたので、お見積りのご依頼をさせていただきます。
添付の「要件定義書(または仕様書)」をご確認いただき、以下2点のご提示をお願いできますでしょうか。
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【ご依頼事項】
1. お見積書(PDFデータ等)
※[例:デザイン費、コーディング費など項目を分けて記載をお願いします]
2. スケジュール案
※[例:初稿提出、修正、最終納品のスケジュール感]
【前提条件・予算感】
・当方の予算上限:〇〇円(税別)程度
・希望する最終納期:〇月〇日(〇)
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内容にご不明な点がございましたら、遠慮なくご質問ください。
恐れ入りますが、[〇月〇日(〇)]までにご提出いただけますと助かります。
引き続き、よろしくお願い申し上げます。
差し替え箇所
- [〇〇案件の要件定義書送付とお見積りのお願い]
- [見積りの明細指定]、[スケジュールの指定]
- [当方の予算上限]、[希望する最終納期]
- [〇月〇日(〇)](回答期限)
使用時の注意点
見積もりを依頼する際は、相場から大きく乖離しないよう自社の予算上限を伝えておくとスムーズです。また、項目一式ではなく、どの作業にいくらかかるか明細を分けてもらうよう指定すると後々のトラブルを防げます。
3. 条件確認(契約・条件すり合わせ)のテンプレート
見積もり受領後、細かい契約条件(修正回数や権利の帰属など)を確認・交渉するテンプレートです。
件名
【ご確認】〇〇案件のお見積り受領と条件のすり合わせにつきまして
本文
[相手の会社名]
[相手の氏名] 様
お世話になっております。株式会社〇〇の[自分の氏名]です。
お見積書とスケジュール案をご提示いただき、誠にありがとうございました。
内容を拝見し、社内にて検討いたしました結果、ぜひ貴社に発注させていただきたいと考えております。
正式な発注に先立ちまして、以下の取引条件について認識のすり合わせをお願いできますでしょうか。
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【ご確認事項】
1. 修正対応について
本お見積りの範囲内で対応可能な修正回数は[例:2回まで]という認識で相違ないでしょうか。
2. 著作権の取り扱いについて
納品物の著作権(著作権法第27条・第28条の権利を含む)は、検収完了・お支払いと同時に弊社へ譲渡されるということでよろしいでしょうか。
3. お支払い条件
月末締め・翌月末払い(銀行振込・手数料弊社負担)となりますが問題ございませんでしょうか。
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上記につきまして、問題ない旨のご返信をいただけましたら、正式な発注書を発行いたします。
お手数をおかけしますが、ご確認のほどよろしくお願いいたします。
差し替え箇所
- [修正回数の認識]
- [著作権やNDAなどの法的な確認事項]
- [支払い条件(締め日・支払い日)]
使用時の注意点
特にフリーランスへの発注では、修正の範囲や権利の所在が曖昧になりがちです。発注が確定する前に、下請法やフリーランス新法を念頭に置いた条件確認をメールに残しておくことが重要です。
4. 発注確定(正式発注)のテンプレート
条件が合意に至り、正式に発注書を送付して作業開始を依頼するテンプレートです。
件名
【正式発注・作業開始のお願い】〇〇制作案件(発注書添付)
本文
[相手の氏名] 様
いつもお世話になっております。株式会社〇〇の[自分の氏名]です。
諸条件についてのご確認、誠にありがとうございました。
ご合意いただきました内容にて、正式に本案件を発注させていただきます。
本日より作業を開始していただけますようお願い申し上げます。
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【発注確定内容】
1. 案件名:[案件名]
2. 発注金額:[〇〇,〇〇〇円(税別)]
3. 最終納品日:〇〇年〇月〇日(〇) 18:00
4. 納品方法:[ストレージURLや納品フォームを指定]
5. 発注条件・業務指示:添付の「発注書.pdf」および「業務指示書.pdf」をご確認ください
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別途、発注書(注文書)を本メールに添付いたしました。
下請法およびフリーランス新法の要件を満たした明示事項となっております。
内容に問題がございませんでしたら、恐れ入りますが本メールへのご返信にて「発注書受領および作業着手」の旨をご連絡いただけますでしょうか。
引き続きたくさんのご協力をよろしくお願い申し上げます。
差し替え箇所
- [案件名]、[金額]、[最終納品日時]
- [納品方法]
- 添付ファイル名
使用時の注意点
発注書は書面または電子(PDF等)で必ず交付します。メール本文にも主要な金額と納期を明記し、相手からの「承諾(着手)」の返信をもって契約成立の証跡とします。このタイミングで、忘れずに外注管理表へ案件情報を記載しましょう。
5. 納期確認(進捗・リマインド)のテンプレート
納期が近づいている、あるいは中間チェックの時期に進捗を確認するテンプレートです。
件名
【進捗確認】〇〇案件の状況につきまして(株式会社〇〇)
本文
[相手の氏名] 様
いつもお世話になっております。株式会社〇〇の[自分の氏名]です。
現在ご進行いただいております[案件名]につきまして、その後の進捗状況はいかがでしょうか。
最終納期が【〇月〇日(〇)】と迫ってまいりましたため、念のため進捗のご確認とお声がけをさせていただきました。
もし作業上でご不明な点や、想定外の遅延などでスケジュールの再調整が必要な懸念がございましたら、遠慮なくお早めにお知らせください。
すでにすれ違いでご提出いただいている場合は、何卒ご容赦いただけますと幸いです。
お忙しい中恐れ入りますが、現在の状況をご一報いただけますようお願い申し上げます。
差し替え箇所
- [案件名]
- 【〇月〇日(〇)】(最終納期または中間提出日)
使用時の注意点
「遅れていませんか?」と直接的に問うのではなく、「不明点や調整の必要はないか」とサポートする姿勢を示すことで、相手が遅延の事実を報告しやすくなります。角を立てないクッション言葉を活用しましょう。
6. 修正依頼のテンプレート
納品物を確認した結果、修正や調整をお願いするテンプレートです。
件名
【修正のお願い】〇〇成果物のご確認および修正依頼
本文
[相手の氏名] 様
お世話になっております。株式会社〇〇の[自分の氏名]です。
ご提出いただきました[成果物名]を確認いたしました。
迅速なご納品、誠にありがとうございます。
全体として大変素晴らしい出来栄えで社内でも好評ですが、一部[仕様変更 / 認識の共有]に伴い、修正をお願いしたい箇所がございます。
詳細は添付のフィードバックシート(または以下の記載)をご確認ください。
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【修正依頼内容】
1. [修正箇所1]:〇ページ目 〇行目
・現在の状況:[現在の記載やデザイン]
・修正のご希望:[修正後の希望イメージや文章]
・理由:[ターゲット層に合わせるため等]
2. [修正箇所2]:〇〇のカラー変更
・修正内容:[具体的な変更指示]
【修正版の希望納期】
・〇月〇日(〇) 15:00まで
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お手数をおかけし大変恐縮ですが、ご確認のうえご対応いただけますと幸いです。
指示内容にご不明な点がございましたら、いつでもご連絡ください。
よろしくお願い申し上げます。
差し替え箇所
- [成果物名]
- [修正箇所、現在の状況、修正のご希望、理由]
- [修正版の希望納期]
使用時の注意点
まずは納品への感謝と良い部分への評価を伝えましょう。修正指示は「どこを・どう・なぜ直すのか」を具体的に記載し、相手が迷わないようにします。手戻りを防ぐため、必ず修正版の希望納期も指定します。
7. 断り・キャンセルのテンプレート
見積もり後や提案後、残念ながら今回は発注を見送る場合の丁寧な断りテンプレートです。
件名
【ご連絡】〇〇案件のお見積り・ご提案につきまして(株式会社〇〇)
本文
[相手の会社名]
[相手の氏名] 様
お世話になっております。株式会社〇〇の[自分の氏名]です。
この度は、[案件名]に関するお見積り(およびご提案)をいただき、誠にありがとうございました。
社内にて慎重に検討を重ねました結果、誠に残念ながら、今回は貴社へのご依頼を見送らせていただくこととなりました。
【見送りの理由(※可能な範囲で記載)】
今回は弊社の予算感とスケジュールの都合上、社内リソースで対応する方針となったため。
素晴らしいご提案をいただいたにもかかわらず、ご希望に添えない結果となり大変心苦しく存じます。
貴重なお時間を割いてご検討・ご対応いただきましたこと、改めて深く御礼申し上げます。
また別の案件にてご相談させていただく機会がございましたら、その際は何卒よろしくお願い申し上げます。
末筆ではございますが、貴社の益々のご発展を心よりお祈り申し上げます。
差し替え箇所
- [案件名]
- [見送りの理由](予算、スケジュール、他社決定など。省略も可)
使用時の注意点
相手も時間をかけて見積もりや提案をしてくれています。放置(サイレントお祈り)は絶対に避け、決定次第速やかに結果を連絡するのがマナーです。理由は可能な範囲で誠実に伝えると、将来の良好な関係維持につながります。
外注依頼メールを送った後にやるべき「管理表」の更新
発注メールや依頼メールを送信して終わってはいけません。案件が動き出した瞬間に、進捗や支払い漏れを防ぐための管理業務が始まります。
メールで合意した「発注金額」「納期」「検収期限」は、すぐに外注管理表に転記しましょう。管理表を使った一元管理の手順や、すぐに使えるExcel・スプレッドシートのテンプレートは、以下の記事で詳しく解説しています。
▶ 外注管理の方法|6ステップの進め方と外注管理表テンプレート(Excel・スプレッドシート対応)
まとめ|テンプレートを活用して正確・迅速な発注メールを
わかりやすく網羅的な依頼メールは、手戻りを防ぎ、お互いの時間を節約します。
- 用件がひと目でわかる件名をつける
- 5W3Hを意識し、条件(金額・納期・仕様)は箇条書きで明記する
- 下請法やフリーランス新法を意識し、証跡としてメールを残す
- メール送信後は必ず発注管理表に記録し、進捗を可視化する
今回ご紹介した7つのテンプレートをベースに、自社の業務に合わせたカスタマイズを行い、スムーズな外注管理を実現してください。

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