記帳代行の相場|同じ仕訳数で3倍開く理由と年間総額の出し方

「記帳代行 相場」で検索すると、月額1,100円という数字と月額4万円という数字が同じ検索結果に並びます。36倍の開きです。さらに事業者の公開料金表まで見にいくと、月520仕訳で74,250円という価格も実在します。相場表を読んだのに自分の見積もりが妥当かどうか判断できない——これが「記帳代行 相場」で検索した人がぶつかる壁です。

結論から言えば、記帳代行の月額は「月100仕訳・資料をデータで渡す」なら5,000〜13,000円、「月100仕訳・領収書や通帳のコピーを郵送する」なら10,000〜17,500円が実売の帯です。相場の数字が大きく開くのは業者の値付けがバラバラだからではなく、①記帳代行だけの価格なのか顧問料込みなのか ②資料をどう渡す前提なのか ③決算・申告費用を含むのか——この3つが揃っていない数字を並べているからです。

この記事では、事業者3社が実際に公開している料金表を同じ仕訳数で横並びにして相場の幅の正体を示したうえで、自分の仕訳数を自分で数える手順月額の外にある費用を足して年間総額に揃える方法、そして上位記事がほとんど扱っていない商工会議所の記帳指導という第4のルートを、公表されている実額で整理します。金額を暗記するための記事ではなく、手元の見積書に判断を下すための記事です。

  1. 目次
  2. 記帳代行の相場【結論の早見表】
    1. 依頼先別・年間総額の早見表(月100仕訳の場合)
    2. 仕訳数別の月額(記帳代行単体)
  3. 相場が36倍に開く理由:3つの数字が混ざっている
  4. 公開料金3社を同じ仕訳数で並べてみる
    1. 同じ仕訳数で3〜5倍の開きがある
    2. 「1仕訳50〜100円」の正体は、業者間の差ではない
    3. 相場表は仕訳数が多い帯で機能しなくなる
  5. 相場表を引く前に、自分の仕訳数を数える
    1. 仕訳数の数え方(事業者が公開している定義)
    2. 3か月分の資料から月平均を出す手順
    3. 数え方でずれる3つの落とし穴
  6. 月額に入っていない費用を足して年間総額にする
    1. 初期費用と年次の一時費用
    2. 納品スピードは別料金になっている
    3. 業種によって加算される場合がある
    4. 年間総額の計算式
  7. 第4のルート:商工会議所の記帳指導
    1. 公開されている指導料
    2. 使える条件と限界
  8. 外注しない場合の実費と、損益分岐の見方
    1. 会計ソフトの公式料金
    2. 外注で浮く時間はどれくらいか
  9. 見積もりを依頼する前のチェックリスト
    1. 自社側で先に決めておくこと
    2. 見積もり時に業者へ確認すること
  10. よくある質問
    1. Q. 結局、記帳代行の相場はいくらと考えればよいですか?
    2. Q. 「月額1,100円〜」のような激安プランは信用してよいですか?
    3. Q. 自分の仕訳数が分かりません。どう見積もればよいですか?
    4. Q. 記帳代行会社に決算や確定申告まで頼めますか?
    5. Q. 顧問税理士がいますが、記帳代行を別に頼んだほうが安くなりますか?
    6. Q. 費用を下げるために、発注側でできることは何ですか?
    7. Q. 支払った記帳代行料は、どの勘定科目で処理しますか?
  11. まとめ
  12. 参照元

目次

  1. 記帳代行の相場【結論の早見表】
  2. 相場が36倍に開く理由:3つの数字が混ざっている
  3. 公開料金3社を同じ仕訳数で並べてみる
  4. 相場表を引く前に、自分の仕訳数を数える
  5. 月額に入っていない費用を足して年間総額にする
  6. 第4のルート:商工会議所の記帳指導
  7. 外注しない場合の実費と、損益分岐の見方
  8. 見積もりを依頼する前のチェックリスト
  9. よくある質問
  10. まとめ

記帳代行の相場【結論の早見表】

まず結論を、月額と年間総額の両方で示します。以下は個人事業主または小規模法人で、月100仕訳程度を想定したケースです。仕訳数の数え方は後述しますが、ここでは「通帳の記入行数+領収書の枚数+請求書の枚数」の月間合計だと考えてください。

依頼先別・年間総額の早見表(月100仕訳の場合)

依頼先月額の目安年間総額の目安決算・申告を含むか主な条件
自分でやる(会計ソフト)約1.3万円〜(ソフト代のみ)自分で行う月5時間前後の作業時間が別途かかる
商工会議所の記帳指導約2.8万〜7.2万円
(会員価格)
指導・支援あり(申告は要確認)会員限定・定員あり・所得や事業規模の制限あり。非会員は2倍程度
記帳代行会社(資料をデータで渡す)5,000〜13,000円約6万〜16万円含まない(別途)会計ソフトと銀行・カードの連携、証憑のデータ化が前提
記帳代行会社(丸投げ・郵送)10,000〜17,500円約12万〜21万円+初期費用含まない(別途)領収書・通帳コピーを郵送。初期登録料が別途かかる場合あり
税理士事務所(顧問契約込み)6,000〜10,000円
+顧問報酬・決算報酬
約27万〜92万円含む記帳代行単体での受注は少なく、顧問契約が前提になりやすい
各社の公開料金表および税理士事務所・会計ソフトベンダーの公表値をもとに算出。金額は特記なき場合すべて税別。年間総額は月額×12で概算し、公開されている初期費用・年次費用を加味した。

この表で最も重要なのは「決算・申告を含むか」の列です。記帳代行会社に月1万円で頼んでも、確定申告書や法人税申告書の作成は別に手配する必要があります。一方で税理士事務所の「月6,000円」には顧問報酬と決算報酬が上乗せされます。神戸の永安栄棟 公認会計士・税理士事務所は、記帳代行の月額に加えて顧問報酬と決算報酬が年間20〜80万円ほどかかると明記しています。月額だけを横に並べても比較にならないのは、この構造のためです。

仕訳数別の月額(記帳代行単体)

最も広く引用されている段階表は、税理士ドットコムが掲載している次のものです。

月間の仕訳数月額(税理士ドットコム掲載)1仕訳あたりに換算
100仕訳以内1万円100円〜
101〜200仕訳1万5,000円75〜149円
201〜300仕訳2万円67〜100円
301〜400仕訳2万5,000円63〜83円
401仕訳以上3万円〜
出典:税理士ドットコム「記帳代行の費用相場や利用する4つのメリットとは?」。従量制の場合は1仕訳あたり50〜100円とされる。

この表は出発点としては使えます。ただし後述するとおり、実売の価格表と突き合わせると100仕訳帯では概ね妥当な一方、300仕訳を超えると実態から離れていきます。「401仕訳以上 3万円〜」の「〜」の部分に何が入るのかは、この表からは分かりません。

相場が36倍に開く理由:3つの数字が混ざっている

「記帳代行 相場」で上位に出てくる主要な情報源が示している数字を、そのまま並べます。

情報源提示している相場その数字が指しているもの
弥生(会計ソフトベンダー)法人 月4万円程度から/個人 月3万円程度から記帳代行を含む顧問料
弥生(同記事内)月100〜250仕訳で6,000〜2万円記帳代行業者に頼む場合の単体価格
弥生(同記事内)1時間あたり2,000〜3,000円時間制の場合の単価
税理士ドットコム100仕訳以内で1万円/1仕訳50〜100円記帳代行単体(月額制・従量制)
KANBEI(記帳代行事業者)月5,000〜3万円/1件100〜300円記帳代行単体。初期費用1万〜5万円が別途
invox(請求書受領サービス)月100仕訳で1〜2万円前後記帳代行単体。顧問セットなら月2〜5万円
永安栄棟 公認会計士・税理士事務所月6,000〜4万円税理士に頼む場合。加えて顧問報酬・決算報酬が年20〜80万円
葵パートナーズ(記帳代行事業者)100仕訳あたり8,000〜1万円(丸投げは+3,000〜5,000円)名古屋圏の記帳代行単体
各社の公表値をそのまま転記。金額の前提条件は各社の記載に従った。

並べると、数字が3つの異なるものを指していることが分かります。

  • ①記帳代行単体の月額:月5,000〜3万円。仕訳の入力と帳簿作成まで
  • ②顧問料に含まれた記帳代行:法人 月4万円〜、個人 月3万円〜。税務相談・決算・申告まで込み
  • ③時間制:1時間2,000〜3,000円。葵パートナーズは「月約30時間稼働で5〜10万円」という相場観も示しており、これを時給換算すると2,000〜3,000円で一致します

KANBEIが自社サービスを「月額1,100円(税込)〜」と訴求しつつ、同じ記事の本文では「初期費用の相場は10,000円から50,000円程度」と書いているのも、この混線の一例です。「〜」付きの最低価格は、最も仕訳数が少なく最もオプションが付いていない状態の価格であり、相場ではありません。安すぎる価格表示の読み解き方は安すぎる外注は危険――失敗を防ぐリスク管理と選び方でも整理しています。

公開料金3社を同じ仕訳数で並べてみる

相場記事は「相場はこのくらいです」と書いて終わりますが、記帳代行の事業者にはWebサイトに完全な料金表を掲載している会社があります。比較記事の要約ではなく、その一次資料を同じ仕訳数で横並びにすると、相場表では見えないものが見えます。

同じ仕訳数で3〜5倍の開きがある

月間仕訳数葵パートナーズ
入力サポート
葵パートナーズ
丸投げパック
サイバークルー
データ連携
サイバークルー
通常
サイバークルー
丸投げ
ライト
(記帳+債権債務)
最安→最高
100仕訳5,000円10,000円10,000円13,000円17,500円27,000円
※200仕訳まで一律
5.4倍
200仕訳10,000円20,000円19,000円25,000円33,000円27,000円3.3倍
300仕訳15,000円30,000円27,000円36,000円48,000円40,500円3.2倍
500仕訳前後25,000円50,000円300仕訳超は別途見積もり74,250円
※同社公開例(520仕訳)
3.0倍
すべて税別・月額。ライトの200仕訳超は「50仕訳ごとに記帳料6,250円+債権債務管理料500円」の加算式から算出。300仕訳=記帳37,500円+債権債務3,000円。520仕訳は同社が公開している料金例をそのまま掲載。

どの仕訳数帯でも最安と最高が3倍以上開いています。100仕訳帯で5.4倍と特に大きいのは、ライトが「200仕訳まで一律25,000円」という設計のためで、小規模事業者ほど割高になります。逆に言えば、同じ会社でも仕訳数が少ない事業者には向かない料金体系があるということです。ここで注意したいのは、この開きが「A社は良心的でB社は割高」という意味ではないことです。3社とも料金表を公開しており、価格の根拠も書いています。開きの正体は、次の項目です。

「1仕訳50〜100円」の正体は、業者間の差ではない

相場記事はしばしば「1仕訳あたり50〜100円」と書きます。この幅が何なのかを説明しているものは、ほとんどありません。葵パートナーズの料金表を1仕訳単価に割り戻すと、答えが出ます。

月間仕訳数入力サポート丸投げパック倍率
50仕訳3,000円(60円/仕訳)5,000円(100円/仕訳)1.67倍
100仕訳5,000円(50円/仕訳)10,000円(100円/仕訳)2.00倍
200仕訳10,000円(50円/仕訳)20,000円(100円/仕訳)2.00倍
300仕訳15,000円(50円/仕訳)30,000円(100円/仕訳)2.00倍
500仕訳25,000円(50円/仕訳)50,000円(100円/仕訳)2.00倍
出典:葵パートナーズ「記帳代行サービス 料金表」(税別)。500仕訳超は50仕訳増加ごとに入力サポート+2,500円、丸投げパック+5,000円。

入力サポートはきれいに50円/仕訳、丸投げパックは100円/仕訳です。つまり業界で言われる「1仕訳50〜100円」の下限と上限は、そのまま同じ会社の2つのプランの価格と一致します。同社は「当社では100仕訳あたり5,000円/月〜受け付けており、資料を郵送/データで送る『丸投げパック』であれば、10,000円/月〜」と説明しています。

サイバークルーの料金表も、独立に同じ構造を示しています。同社は3プランを「データ連携あり+証憑はクラウド格納」「データ連携あり+証憑は郵送可」「データ連携なし+証憑と通帳コピーをすべて郵送」で分けており、100仕訳で10,000円/13,000円/17,500円、300仕訳で27,000円/36,000円/48,000円。連携済みから完全郵送への倍率は、100仕訳で1.75倍、200仕訳で1.74倍、300仕訳で1.78倍と一貫しています。

2社が別々に公開している料金表が、同じ結論を指しています。記帳代行の価格を最も大きく動かすのは仕訳数ではなく、資料をどう渡すかです。見積もりを比較するときは、まず各社の前提が「連携済み」なのか「郵送」なのかを揃えてください。揃っていない見積もりを金額だけで比べると、2倍近い差を業者の実力差だと誤読します。この点をさらに掘り下げた解説は経理代行の費用相場|料金を動かす4つの変数と見積もりの検算方法にまとめています。

相場表は仕訳数が多い帯で機能しなくなる

先ほどの段階表(税理士ドットコム)と、実売価格を並べます。

月間仕訳数相場表の値実売の中央値(概算)実売の最高値相場表と実売最高値の差
100仕訳1万円約1.2万円2.7万円2.7倍
200仕訳1万5,000円約2.3万円3.3万円2.2倍
300仕訳2万円約3.3万円4.8万円2.4倍
500仕訳前後3万円〜約5.0万円7.4万円2.5倍
実売は前掲の3社6プランから算出。中央値は各仕訳数帯で価格が確定している値の中央。

相場表は100仕訳帯では実売の下位〜中央あたりを指しており、感覚をつかむ用途では使えます。しかし仕訳数が増えるほど相場表は上に伸びず、実売との差が開きます。理由は単純で、ライト・コミュニケーションズの料金表は「200仕訳まで25,000円、200仕訳以降は50仕訳ごとに6,250円」というほぼ完全な線形だからです。125円/仕訳が最後まで下がりません。一方、相場表は401仕訳以上を「3万円〜」でまとめて打ち切っています。

実務上の意味はこうです。月300仕訳を超える規模なら、相場表を根拠に「高すぎる」と判断してはいけません。逆に、仕訳数が増えても1仕訳単価がまったく下がらない見積もりが出てきた場合は、量産効果を織り込んでいない可能性があるので、その点は質問する価値があります。

相場表を引く前に、自分の仕訳数を数える

ここまでの表はすべて「月間仕訳数」が縦軸です。ところが上位の相場記事は、読者が自分の仕訳数を知っている前提で書かれています。実際には、記帳を外注したいと考えている事業者ほど、自社の仕訳数を把握していません。ここを埋めないと相場表は引けません。

仕訳数の数え方(事業者が公開している定義)

ライト・コミュニケーションズは、料金の根拠となる仕訳数の数え方を明示しています。

資料数え方
通帳1行につき1仕訳
請求書1枚につき1仕訳
領収書1枚につき1仕訳
出典:ライト・コミュニケーションズ「記帳代行の料金案内」。葵パートナーズも「仕訳数とは『領収書の枚数+預金通帳の行数』等の合計」と説明しており、定義はほぼ共通。

3か月分の資料から月平均を出す手順

  1. 事業用の全口座について、通帳(またはネットバンクの入出金明細)の記入行数を3か月分数える。複数口座がある場合はすべて足す
  2. 事業用クレジットカードの利用明細の行数を3か月分足す。カード払いは通帳に「カード会社への引落し1行」しか出ないため、明細側で数えないと大きく漏れる
  3. 現金で支払った領収書・レシートの枚数を3か月分足す
  4. 発行した売上請求書の枚数を3か月分足す
  5. 受け取った仕入・外注の請求書の枚数を3か月分足す
  6. 合計を3で割る。これが月平均仕訳数
  7. あわせて「最も多かった月」の数字も控えておく。従量制は月ごとに請求されるため、平均だけで契約すると繁忙期に追加料金が出る

3か月分を数えるのが大変であれば、まず1か月分だけでも構いません。ただしその場合は、季節変動の大きい業種(年度末に売上が集中する、夏冬に仕入が偏るなど)では実態からずれる点に注意してください。

数え方でずれる3つの落とし穴

  • 掛売・掛買は2仕訳になりうる。売上を計上した時点と入金された時点で別々に仕訳を切る発生主義では、1つの取引が2仕訳に膨らみます。葵パートナーズが「発生主義オプション 月3,990円」を基本料金と別建てにしているのは、標準の価格が現金主義的な処理を前提にしているためと読めます。掛取引が多い事業では、見積もり時に必ずこの前提を確認してください
  • 数え方は業者ごとに違う可能性がある。上の2社は定義がほぼ一致していますが、すべての業者が同じとは限りません。見積もりを取るときは「御社の仕訳数の定義」を書面またはメールで確認し、複数社を比較する際は同じ定義で見積もらせてください
  • 実際の仕訳数は会計ソフト側で確定する。ライト・コミュニケーションズは「会計ソフトへ仕訳を入力すると入力した仕訳件数が表示されるので、その仕訳数にもとづいて料金を計算する」と説明しています。つまり事前の見積もりは概算であり、請求額は実績で動きます。契約前に、想定を大きく超えた場合の取り扱い(上限を設けるか、都度確認するか)を決めておくと安全です

月額に入っていない費用を足して年間総額にする

記帳代行の見積もりで予算が崩れるのは、月額の外にある費用を数え忘れたときです。公開料金表から、月額に含まれない項目を拾い出します。

初期費用と年次の一時費用

費用項目公開されている金額発生タイミング
初期登録料(勘定科目・補助科目の設定など)25,000円(ライト)/相場1万〜5万円(KANBEI)契約時に1回
決算処理及び修正記帳料25,000円(ライト)年1回
ファイリング料(保存用に1年分の帳票を出力)10,000円(ライト)年1回
証憑ファイリング(月次)月3,000〜50,000円(葵・仕訳数比例)毎月
各社の公開料金表より。税別。

ライトの体系で月200仕訳の場合、月額は27,000円ですが、初年度は初期登録料25,000円+決算処理25,000円+ファイリング10,000円が乗るため、年間総額は324,000円+60,000円=384,000円になります。月額だけを見た324,000円と比べて19%増です。

納品スピードは別料金になっている

「試算表を月初に出してほしい」という要望は、追加料金の対象です。

事業者オプション追加額
葵パートナーズ特急A(5営業日)月6,000〜12,000円(仕訳数により変動)
葵パートナーズ特急B(10営業日)月2,500〜5,000円
サイバークルー10営業日コース基本料金+10,000〜24,000円
サイバークルー5営業日コース基本料金+15,000〜35,000円
各社の公開料金表より。税別。サイバークルーは300仕訳超の場合、100仕訳増えるごとに10営業日コース+7,000円、5営業日コース+10,000円。

サイバークルーの100仕訳・データ連携プランは基本10,000円ですが、5営業日コースを付けると+15,000円で25,000円、基本料金の2.5倍になります。融資申込みや月次の経営判断のために試算表を早く欲しいのであれば、この費用を最初から予算に入れてください。逆に急がないのであれば、標準納期を選ぶだけで大きく圧縮できます。

業種によって加算される場合がある

相場記事がほとんど触れないのが、業種による加算です。葵パートナーズは「特殊取引オプション」として次を公開しています。

区分対象追加額(月額)
A医業、薬局、手形取引3,000円
B建設、海外取引6,000円
C金融、投資、不動産、製造原価12,000円
出典:葵パートナーズ「記帳代行サービス 料金表」(税別)。

100仕訳・入力サポート(5,000円)で建設業なら、この時点で11,000円。相場表の「100仕訳1万円」を超えます。工事進行基準や原価計算、外貨建て取引、不動産の減価償却など、処理そのものが重い業種では相場表の数字は下限として扱ってください。そのほか葵パートナーズは、部門別集計6,000円、月次減価償却3,000円、月次棚卸3,000円、予算管理6,000円、資金繰り表6,000円、経営レポート3,000円といったオプションも公開しています。

年間総額の計算式

ここまでを1本の式にまとめます。

年間総額 =(基本月額 + 業種加算 + 納期オプション + 月次ファイリング)× 12 + 初期登録料 + 決算処理料 + 年次ファイリング料 + 決算・申告の外部費用

最後の「決算・申告の外部費用」を忘れないでください。記帳代行会社は帳簿を作るところまでを担い、税務申告書の作成は税理士の業務です。記帳代行会社に決算・申告まで丸投げすることはできません。この線引きの根拠(税理士法上どこまでが記帳でどこからが税理士業務か)は、経理代行の費用相場の記事で条文にあたって整理していますので、そちらを参照してください。

第4のルート:商工会議所の記帳指導

「記帳代行 相場」の上位記事は、依頼先を「税理士」「記帳代行会社」「フリーランス」の3つで整理します。ところが実際には商工会・商工会議所が記帳指導事業を持っており、料金を公開しています。条件に当てはまる小規模事業者にとっては、民間より安く、しかも決算・申告の支援まで含まれるルートです。上位記事では依頼先の候補として1行挙げられる程度で、実額の比較はほとんど行われていません。

公開されている指導料

団体サービス料金(税込)内容
豊田商工会議所記帳機械化指導年間71,500円毎月帳簿等を持参し、商工会議所側でパソコン会計処理。年末調整・決算・申告手続きまでサポート。指導期間2年・更新可
豊田商工会議所マネーフォワードクラウド会計記帳指導(自主記帳)年間35,750円クラウド会計の初期設定・操作から日々の記帳、年末調整、決算、所得税・消費税申告までの事務処理サポート。年6回以内の対面。ソフト利用料は別途
一宮商工会議所記帳継続指導年額27,500円(会員価格。非会員は2倍)月1回来所し、指導員がマンツーマンで日々の記帳・試算表・決算書・申告書を手書きで作成できるよう指導。消費税申告は別途年額11,000円。更新は3年が限度
一宮商工会議所記帳機械化指導年額60,500円〜(〜100取引60,500円/101〜200取引67,100円)持参した現金出納帳等から指導員が試算表・総勘定元帳を作成
名古屋商工会議所記帳サポート教室初年度 会員39,600円/非会員66,000円(2年目46,200/77,000円、3年目55,000/88,000円)受講者がクラウド会計に入力し、指導員が月1回程度添削。決算まで支援、確定申告は税務個別相談会へ案内。クラウド会計利用料は受講料に含まれない
各商工会議所の公表値(2026年8月時点)。一宮商工会議所の記帳機械化指導における「取引」の集計期間(月間か年間か)は記載がないため、検討時に直接確認してください。

比較すると位置づけが見えます。民間の記帳代行に丸投げで頼むと月100仕訳で年12万〜21万円かかり、しかも決算・申告は含まれません。豊田商工会議所の記帳機械化指導は年71,500円で、申告手続きのサポートまで入っています。自分でクラウド会計に入力して添削を受ける形式(豊田35,750円、名古屋 会員初年度39,600円)なら、会計ソフト代を足しても年5万円前後です。

使える条件と限界

安い代わりに、対象が絞られています。豊田商工会議所の記帳機械化指導の要件は、公表されているだけで次のとおりです。

  • 豊田商工会議所の会員であること
  • 個人の青色申告事業者であること(税理士が関与していないこと)
  • 原則として前年所得400万円以下(超える場合は要相談)
  • 受付状況によっては希望に添えない場合がある

そのほか、実務上は次の制約があります。

  • 法人は対象外のことが多い。上記はいずれも個人事業主・小規模事業者向けの制度設計です
  • 定員がある。豊田商工会議所のマネーフォワードクラウド会計記帳指導は、2026年8月時点で定員に達しており新規受付を停止しています
  • 期間に上限がある。一宮商工会議所の記帳継続指導は更新3年が限度、名古屋商工会議所の記帳サポート教室も「長くとも3年で自計化・卒業」を掲げています。恒久的に外注し続ける仕組みではなく、自分で記帳できるようになるための支援です
  • 非会員価格は割高。一宮商工会議所は非会員が2倍、名古屋商工会議所も会員39,600円に対し非会員66,000円です。年会費を含めた総額で判断してください
  • 内容と料金は商工会議所ごとに異なる。名古屋商工会議所は2025年度で「記帳機械化指導」「記帳継続(手書き)指導」を終了し、2026年度から「記帳サポート教室」へ移行しました。制度は改廃されるため、必ず最寄りの商工会・商工会議所の最新情報を確認してください

まとめると、個人事業主で前年所得が数百万円規模、かつ自分で記帳できるようになりたいのであれば、まず地元の商工会・商工会議所に問い合わせる価値があります。逆に法人、税理士が既に関与している、事業規模が大きい、記帳を恒久的に手放したいというケースでは、民間の記帳代行会社か税理士事務所が選択肢になります。

外注しない場合の実費と、損益分岐の見方

「記帳代行 相場」を調べている段階では、外注しない選択肢と金額で比べていないことが多いものです。比較の土台として、会計ソフトの公式料金を置きます。

会計ソフトの公式料金

製品プラン年額
やよいの青色申告 オンライン(個人)セルフプラン11,800円+税
ベーシックプラン22,800円+税
トータルプラン39,600円+税
マネーフォワード クラウド会計(法人)ひとり法人プラン29,760円(年払・税別/税込32,736円)
スモールビジネスプラン53,760円(年払・税別)
ビジネスプラン77,760円(年払・税別)
出典:弥生およびマネーフォワードの公式料金ページ(2026年8月時点)。やよいの青色申告 オンラインは3プランとも機能は同じで、差はサポート範囲。キャンペーン価格は含めていない。

外注で浮く時間はどれくらいか

作業量の目安を出します。記帳代行の従量単価(1仕訳100円)と、クラウドワークスで公開されている記帳業務の時間単価(在宅の記帳代行・決算処理で1時間1,500〜2,000円)を突き合わせると、1時間あたり20仕訳前後という処理速度が導けます。この数字は、記帳代行の実際の発注事例(月500〜1,000仕訳を月40時間程度で処理)から割り戻した12.5〜25仕訳/時ともよく整合します。

月間仕訳数想定作業時間(20仕訳/時)丸投げの月額(100円/仕訳)浮く時間1時間あたりの支払額
100仕訳約5時間10,000円2,000円
200仕訳約10時間20,000円2,000円
300仕訳約15時間30,000円2,000円
処理速度は目安。実際は資料の整理状況によって大きく変動する。

つまり丸投げプランの相場は、おおむね「1時間2,000円で記帳の時間を買う」水準です。この2,000円を基準に判断できます。

  • 自分の1時間が2,000円以上の価値を生むなら外注が有利。本業の時間単価が明確な業種(士業、コンサル、施術、制作など)では判断しやすい基準です
  • ただし簿記に不慣れなら、想定時間は2〜3倍で見るべき。20仕訳/時はプロの速度です。勘定科目を調べながらの入力なら5〜10仕訳/時ということもあり、その場合は実質的な単価がさらに下がります
  • 入力サポート(50円/仕訳)を選ぶ場合、資料整理の時間は自分に残る。安いのは、その分の作業を自社で持つからです。invoxが指摘するとおり、記帳の生産性は入力速度よりも「資料の整備状況」に左右されます。資料整理が苦手であれば、入力サポートの安さは実現しません

なお弥生は、記帳をパート・派遣の雇用でまかなう場合の目安として月10万円程度としています。月300仕訳(15時間分)でも記帳代行は月1.5万〜4.8万円ですから、記帳という作業単体で見れば外注が優位です。ただし雇用した人は電話対応や来客対応など記帳以外の業務もこなすため、単純比較にはならない点には注意してください。この比較は経理代行の費用相場で詳しく扱っています。

見積もりを依頼する前のチェックリスト

複数社に相見積もりを取る前に、次を手元で確定させてください。これが揃っていないと、返ってくる見積もりの前提がバラバラになり比較できません。

自社側で先に決めておくこと

  • 直近3か月の月平均仕訳数と最大月の仕訳数(前章の手順で算出)
  • 資料の渡し方——会計ソフトと銀行・カードを連携できるか、証憑をデータ化して渡せるか、それとも郵送か。ここで価格が約2倍変わります
  • 使用する(したい)会計ソフト。業者ごとに対応ソフトが決まっています(葵パートナーズは弥生・弥生PAP・マネーフォワードクラウド・freeeに対応と公表)
  • 試算表がいつ欲しいか。5営業日・10営業日は追加料金の対象です
  • 掛取引の有無と発生主義で処理するか。仕訳数が2倍近くになる可能性があります
  • 決算・申告を誰に依頼するか。既に顧問税理士がいる場合、記帳代行が顧問料に含まれていないかを先に確認してください(二重払いになります)

見積もり時に業者へ確認すること

  • 仕訳数の定義(通帳1行=1仕訳か、カード明細の扱いはどうか)
  • 想定仕訳数を超えた月の取り扱い(超過単価はいくらか、事前に連絡があるか、上限を設定できるか)
  • 初期費用(初期登録料・初期設定料の有無と金額)
  • 年次でかかる費用(決算処理料、修正記帳料、帳票のファイリング料)
  • 業種による加算の有無(建設、不動産、医業、海外取引、製造原価などは加算対象になりうる)
  • 納品されるもの(試算表だけか、総勘定元帳・現金出納帳・売掛買掛残高一覧まで出るか)
  • 解約時にデータを返してもらえるか(会計データの形式と引き渡し条件)
  • 秘密保持と再委託の可否。契約書の詰め方は外注契約書の書き方を参照してください

業者そのものの見極め方は外注先の選び方|比較すべき7つの判断基準、契約後の運用は外注先管理の方法にまとめています。

よくある質問

Q. 結局、記帳代行の相場はいくらと考えればよいですか?

月100仕訳・記帳代行単体であれば、資料をデータで渡せるなら月5,000〜13,000円、領収書や通帳のコピーを郵送するなら月10,000〜17,500円が実売の帯です。1仕訳あたりでは50円(自社で整理して渡す)〜125円(丸投げ・線形課金の業者)。年間で見る場合は、これに初期登録料(1万〜5万円)、年次の決算処理料・ファイリング料(各1万〜2.5万円)、そして決算・申告を依頼する税理士費用を加算してください。

Q. 「月額1,100円〜」のような激安プランは信用してよいですか?

価格表示自体が虚偽というわけではなく、最も仕訳数が少なくオプションが付かない状態の価格と考えてください。実際、月額1,100円〜を掲げる事業者が、自社メディアの相場解説では「初期費用の相場は10,000円から50,000円程度」と書いている例もあります。判断材料は「〜」の前の数字ではなく、自社の仕訳数を伝えたうえで出てくる見積書です。仕訳数・オプション・初期費用・年次費用を含めた総額で比較してください。

Q. 自分の仕訳数が分かりません。どう見積もればよいですか?

直近3か月について「全事業用口座の通帳記入行数+クレジットカード明細の行数+現金領収書の枚数+発行した請求書の枚数+受け取った請求書の枚数」を数え、3で割ってください。カード明細の行数を忘れると大幅に過小になります。仕訳数が分からない状態でも見積もりに応じる業者は多いので、資料の実物(通帳のコピー、領収書の束)を見せて概算を出してもらう方法もあります。

Q. 記帳代行会社に決算や確定申告まで頼めますか?

できません。税務代理・税務書類の作成・税務相談は税理士の業務であり、税理士資格のない事業者が行うことは認められていません。記帳(帳簿の作成)自体はこの3つに含まれないため、記帳代行サービスの提供そのものは適法です。多くの記帳代行会社は提携税理士を紹介する形をとっています。この線引きの詳細は経理代行の費用相場|料金を動かす4つの変数と見積もりの検算方法で条文にあたって整理していますが、個別の判断が必要な場合は税理士や所轄の税務署にご確認ください。

Q. 顧問税理士がいますが、記帳代行を別に頼んだほうが安くなりますか?

まず顧問料に記帳代行が含まれていないかを確認してください。含まれているのに別途外注すると二重払いになります。含まれていない場合でも、顧問税理士と記帳代行会社で使う会計ソフトが分かれると、データの受け渡しが新たな手間として発生します。分けるのであれば、どちらのソフトに集約するかを先に決めてください。

Q. 費用を下げるために、発注側でできることは何ですか?

最も効果が大きいのは資料の渡し方を変えることです。銀行口座とクレジットカードを会計ソフトに連携し、証憑をクラウドで共有するだけで、公開料金表の上では1.7〜2倍の差が付きます。次に効くのが納期を急がないことで、5営業日コースは基本料金の1.5〜2.5倍になります。それでも高いと感じる場合は、事業用と私用の口座・カードを完全に分けて仕訳数そのものを減らす、という手もあります。

Q. 支払った記帳代行料は、どの勘定科目で処理しますか?

一般には支払手数料や外注費などで処理されますが、業務の内容や自社の経理方針によって適切な科目は変わります。考え方は外注費とは?勘定科目・仕訳をわかりやすく解説にまとめています。判断に迷う場合は税理士や所轄の税務署に確認してください。

まとめ

  • 記帳代行の月額は、月100仕訳ならデータで渡す場合5,000〜13,000円、郵送で丸投げする場合10,000〜17,500円が実売の帯
  • 「相場」の数字が月1,100円から月4万円まで開くのは、記帳代行単体・顧問料込み・時間制という3つの異なる数字が混ざっているため
  • 「1仕訳50〜100円」の幅は業者間の差ではなく、同じ業者の「入力サポート」と「丸投げ」の差。2社の公開料金表が独立に1.7〜2倍という同じ倍率を示している
  • 相場表は100仕訳帯では使えるが、300仕訳を超えると実売から離れる。線形課金の業者では520仕訳で月74,250円という実例がある
  • 相場表を引く前に、通帳行数+カード明細行数+領収書枚数+請求書枚数で自分の月間仕訳数を確定させる
  • 月額の外に初期登録料・決算処理料・ファイリング料・納期オプション・業種加算があり、月額だけの比較では2割前後ずれる
  • 商工会議所の記帳指導は年2.8万〜7.2万円(会員価格)で申告支援まで含む場合があるが、会員限定・所得制限・定員・期間上限といった条件がある
  • 丸投げの相場は「1時間2,000円で記帳の時間を買う」水準。自分の時間単価と比べて判断する

記帳代行は、外注先によって成果物の質が大きくは変わりにくい業務です。だからこそ価格の前提を揃えて比較する意味があります。まず自社の仕訳数を数え、資料の渡し方を決めてから見積もりを取ってください。それだけで、比較できない見積もりを並べて悩む時間はなくなります。

なお、記帳だけでなく請求書発行・支払・給与計算まで含めて外に出すことを検討している場合は、経理代行の費用相場|料金を動かす4つの変数と見積もりの検算方法をあわせてご覧ください。業務ごとの費用構造と、税理士法・電子帳簿保存法まわりの注意点を整理しています。他の業務の外注相場は外注費用の相場まとめにまとめてあります。

本記事は2026年8月時点で公開されている各社・各団体の料金情報にもとづいています。料金や制度は改定されることがあるため、実際の検討時には各社の公式サイトで最新の情報をご確認ください。また、税務・法務に関わる個別の判断については、税理士や所轄の税務署などの専門機関にご相談ください。

参照元

  • 弥生「記帳代行の料金相場は?代行先や費用、依頼時の注意点を解説」 https://www.yayoi-kk.co.jp/zeirishi/oyakudachi/market_price/
  • 弥生「やよいの青色申告 オンライン 料金プラン」 https://www.yayoi-kk.co.jp/shinkoku/aoiroshinkoku/price/
  • 税理士ドットコム「記帳代行の費用相場や利用する4つのメリットとは?」 https://www.zeiri4.com/c_1032/c_1001/
  • KANBEI「記帳代行の料金相場はいくら?料金の仕組みと選び方のポイントを徹底解説」 https://kanbei.jp/articles/accounting_agency_price
  • invox「記帳代行とは?費用相場・経理代行との違い・メリットを徹底解説」 https://invox.jp/kicho-daikou-souba
  • 永安栄棟 公認会計士・税理士事務所「税理士への記帳代行相場は個人・法人問わず月6,000〜40,000円」 https://osakacpa.com/kichodaiko-soba/
  • 葵パートナーズ「名古屋経理・給与代行サービスの記帳代行サービス 料金表」 https://nagoya-keiri.biz/kichoudaikou/pricelist/
  • 葵パートナーズ「記帳代行サービス」 https://nagoya-keiri.biz/kichoudaikou/
  • サイバークルー「記帳代行サポート 料金」 https://cyber-crew.jp/page-521/
  • ライト・コミュニケーションズ「記帳代行の料金案内」 http://write-com.co.jp/price/
  • 豊田商工会議所「記帳指導」 https://www.toyotacci.com/cont2/15.html
  • 一宮商工会議所「記帳指導」 https://www.ichinomiya-cci.or.jp/support/kichokeizoku
  • 名古屋商工会議所「記帳サポート教室」 https://www.nagoya-cci.or.jp/keiei/kicho.html
  • マネーフォワード クラウド会計「料金・プラン」 https://biz.moneyforward.com/accounting/price/
  • クラウドワークス「発注時にかかる費用・料金」 https://crowdworks.jp/pages/guides/employer/pricing
ガイチュウ博士

私は「ガイチュウ博士」。
外注Baseで、依頼の判断をサポートするために設計された架空のナビゲーターです。

これまでに蓄積された多数の外注事例をもとに、「この依頼は進めるべきか」「一度止まるべきか」を整理する役割を担っています。
感覚ではなく、条件や状況、リスクを分解して判断するのが特徴です。

得意なのは、曖昧な状態の整理です。
「なんとなく不安」「進めていいかわからない」といった状態を、そのままにしません。
チェック項目として分解し、一つずつ確認できる形に整えます。

私は結論を急ぎません。
必要な情報が揃っていない場合は、そのまま進めることのリスクも含めてお伝えします。
判断は、材料が揃ってからで十分です。

外注は便利ですが、同時に判断の連続でもあります。
その判断を落ち着いて行うための補助として、ここにいます。

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